滋賀県の重要文化財建造物     2018-2-9 現在
番号・名称 年 代    構造等
182 東門院五重塔 鎌倉後期(1275-1332) 石造五重塔
東門院五重塔 (撮影:2010-2) 東門院五重塔 (撮影:2010-2)
特徴等
東門院は、最澄による延暦寺の創建に際して東方に建立された東門に始まるといわれる古刹で、旧中山道守山宿に位置している。
五重塔は各重とも塔身と笠からなる層塔形式の石造の五重塔で、その様式から鎌倉時代の造立と考えられている。基礎は、四面とも素面で、幅が広くなりが低い。初重の塔身は、前後二石からなり、舟形輪郭内に正面は阿弥陀、背面は釈迦と見られる仏坐像が彫刻されている。素朴で量感のある石塔である。左の宝塔、右の宝篋印塔も鎌倉時代の造立と見られており、いずれも重要美術品に指定されている。
参考資料:現地の説明板(滋賀県教育委員会)/比叡山東門院守山寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-18
東門院五重塔 (撮影:2010-2)
リストに戻る
       
       
       
       
リストに戻る